期間工はなにが辛い?について自分の体験からお届けします
皆さんこんにちは!
文章のみの投稿になります。
では、早速期間工はなにが辛いのかについてですが、実際に私が体験したことを単純に大きく分けて書きだしていきます。
1.とにかく指が痛くなる!
ボルトやナットを掴む、樹脂やゴム製品を指で押し込む作業が1直あたり台数にして400台以上、細分化すると数千回同じ作業を繰り返すことになるので早ければ訓練初日に痛みが出てきます。皮肉なことに覚えのいい人ほどより早くこの地獄にはまります。組み立て工程はどこの作業でもほぼ共通して指が痛くなります。
2.どこかしら身体が痛くなる!
指が痛くなる以外にも、それぞれの工程特有の身体の痛みが発生します。
例えば、車内乗り込み作業の場合膝や股関節が猛烈に痛くなります。足を上げて乗り込む、狭い空間で動き回って車外に降りるを毎日繰り返すことで膝に凄まじい負担がかかり続けるためです。
私の場合で言えば自室でまともに歩けなくなかったり、あまりの痛さで夜中に目が覚めたり、その結果毎日の睡眠時間が2.3時間とかざらでしたねw
中腰作業なら腰痛に悩まされる、上を向く作業は首が痛くなる、神経痛になる其の他もろもろ。
4か月ほど我慢して続ければ何とか体力的にも慣れてきて少しづつ痛みも薄れてきますんでまず4か月頑張ってみてください!
3.作業が間に合わないと次の工程作業者とバッティングする!
3週間から1か月ほどの訓練を経ていよいよ独り立ちするわけですが、ここからが本番です!
未経験スタートの場合独り立ちしたからと言ってもまだまだ完璧な作業スピードを取得しきれてはいません(半ば無理やり独り立ち)、作業内容はしっかりできるけどスピードはギリギリぐらいなものです。
独り立ちすると補助要員はいなくなってしまうので完全に自分だけですべてこなさなければなりません、そのため1日の後半になってくると体力が底をつきて急いでいるつもりでもペースがかなり落ちてきます。すると、いつの間にか時間内に間に合わず次の工程作業者が入ろうとして来ますので、これがかなりのプレッシャーに見舞われることになります。
なので、間に合わないようであれば機動員を呼んで早めにサポートしてもらう必要があります。体力がつくまではこの繰り返しですね。
4.不具合が発生すると1時間以上のサービス残業!?
スバルで働くうえで一番精神的に狂ったり崩壊したりするのが[対策会議]とよばれるものです。
単調な作業とはいえ一日当たり何百台もの車を作るわけです。ときには ぼーっとしたり考え事をしていたりでどこか部品を付け忘れるとかボルトが締まりきってないとかなんてことがありうるのです。
だって人間だもの。
その他もろもろありますが作業が完成していないことに気づかず次に流してしまうこれが不具合です。
殆どの不具合が重大不具合とされ、それを発生させた班は発生原因と発生防止のための会議を行わなければなりません。これが対策会議です。
終業後に行うわけですが、班員全員で問題が完全に解決するまでサービス残業状態になります。1時間で終わればら短いほうで、解決方法が出なければ何時間も話し合うことになります。
不具合を出した当事者は気まずいなんてものではありません。死にたくなります。。。ちなみに私はまだ出したことはありませんが立場を変えてみるとわかります。
連続で不具合を出して精神的にまいって辞めてしまった人もいます。
大きく4つ書き出してみましたが、まだまだ細かいことを言えば伝えきれないほどしんどいことはあります。
その代わりもらえる報酬も大きいです。不具合を出さずやり切れるようになればある意味楽に感じるかもしれません。今の私はそんな感じですね。売り上げノルマなんてものがないだけでとても楽ですw
営業職に就いていた時は休日も売り上げのことで頭がいっぱいで気が休まることがありませんでしたが、この仕事についてからはその心配もなく休日を満喫しています。
人によって何が苦しいか楽か違うでしょうが、頭を使うより肉体労働のほうが楽だと思える人は期間工が合うかもしれないですね。
次回は寮や周辺生活環境についてお話していきたいと思います。それでわー!